明るい家と窓の関係

こんにちは、ムラカミです。

明るい家が良い。ほとんどの方がそう思うのではないでしょうか?

私もそう思います。

 

なぜそう思うのかというと、今私の住んでいる家が電気を付けないと暗いからです。

暗い理由は、、、窓がないからではありません。

今住んでいる家のLDKには数で言うと窓が4つあります。

窓が小さいわけでもありません。

 

なぜ窓が付いているのに暗いのかと言うと

窓が窓としての役割をはたせていないからです。

 

↑こんな感じの仮住まいです。

下が南側になります。

 

窓のすぐ先がお隣さんの建物で光が十分に入ってこないことや

4つの窓のうち3つは透明のガラスで大きなサイズの窓ですが、外からの視線を気にして(プライバシー確保)

日中もレースカーテンを閉めたままにしており、外からの光をカーテンで遮ってしまっていること

(中が丸見えでは生活できません)

また4つの窓のうち南側の窓が一番小さく部屋の奥まで光が入ってきていないことが原因です。

 

仮に南側に大きな窓がたくさんあったとすると今よりは明るいと思いますが

すぐ南側にはお家があるのでカーテンは閉めっぱなしになってしまいます。

周辺状況によって、南側に大きな窓を付けることが明るい家になるとも言えないかもしれません。

また、窓は一番外からの熱が入ってきたり逃げたりする場所でもあるので

数が多いほど、大きさが大きいほど、家の断熱性能は低下してしまいます。

 

 

そう考えると窓は窓としての役割をしっかりとはたしてくれる場所に付けることが重要になります。

窓の役割は光を取り入れてくれること、風を運んでくれること、外と内をつなげてくれること

たくさんの役割があります。


そんな窓の役割をしっかりと考えたうえでお家づくりを進めさせていただきます。