省エネ住宅?

こんにちは、右利きのむらかみです。

 

この春からお家の省エネルギー化について省エネ基準を満たしているかどうかの説明が

義務化されました。(日本全国を8つの区分に分けた省エネ基準値があります。)

お家の工事が始まるまでに(あなたのお家のUa値は○○です。)という説明を必ず受けます。

ここでUa値とは

お家の中の熱が床や壁、屋根、窓など(建物と外部が接する部分)からどれくらい外へ逃げるかを平均した値です。

建物の大きさや形、どのような断熱材をどのように使うか、どのような窓を使うか、で計算をします。

この数値が小さいほどお家の熱が逃げにくく少しのエネルギーで冷暖房が効いたり、省エネ性の高いお家と言うことなのですが...

 

弊社インスタグラム内のインスタTVで夏涼しく、冬温かいお家で快適に過ごすには

断熱・気密・換気この3つのバランスが大切とお話しさせていただきました。

上のUa値は断熱にあたる部分の数値です。Ua値が小さければ小さいほど断熱性の高いお家と言えますが、気密は?と言うと別のはなしです。

断熱性が高くても気密性が低いと目には見えない隙間から外気が入ってきて

いくら断熱性の高いお家でもその断熱性が生かされません。

 

分かりやすく例えると

真冬にダウンジャケットを着てファスナーを閉めると断熱性と気密性(密閉性)の高さから体の熱を逃がさず温かく過ごせますが

ファスナーが開いたり、色んな箇所に穴が開いているとダウンジャケットを着ていても寒いですよね

 

お家もこの現象と同じでいくら高断熱でも冬は寒く夏は暑いお家になります。

さらに気密がしっかりしていないと、お家づくりの際に義務付けられている換気も上手く機能しません。

ですので実際はUa値だけで快適なお家かを判断することは難しいです。

 

省エネ基準の説明を受ける際に気密、換気に関しても合わせて聞いてみてください。