こんにちは、むらかみです。
前回の現場日誌に引き続き、基礎編②をお伝えしたいと思います。
前回が基礎の鉄筋を組んだ所まででした。
鉄筋を組んだ後に
お家で使用する水を引く場所とお風呂やトイレなどの排水を外に出すための配管を設置しておきます。
先に設置しておくことで後から基礎に穴を開けなくて済みます。
そしてコンクリートを打設(流し込む)していきます。
まず地面に接する部分(土間)を打設します。
土間のコンクリートが固まると
次は立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを打設します。
コンクリートを流し込むことを打設と言いますが、これはコンクリートを流し込む際に
職人さんが型枠をトントン叩き(打ち)ます。このことから打設や打つと言います。
この作業はコンクリート内の空気を抜くために行います。
ハンバーグを作る時も両手で(パンパン)と空気を抜いて割れないようにしますが、それと同じで
コンクリート内に空気があると割れの原因になったり、しっかりとコンクリートの強度を出すために、必要な作業です。
ホットケーキやパンケーキなどは空気を入れてふわふわにしたりしますが、それとは反対ですね
立ち上がりのコンクリートを打設し、コンクリートが固まるまで養生期間を経て
型枠をばらします。
コンクリートの上にニョキニョキ出ている物はアンカーボルトと呼ばれる金物で
基礎と基礎の上にのせる木材(土台)をつなぐ大切な金物です。
そして向陽建設では床下断熱を採用していますが、床下断熱の場合基礎の内部は屋外扱いになります。
そうなると玄関の土間下部分も外扱いになるので、周囲に断熱材を入れてお家全体が断熱材に囲われるようにしています。
おおよそ1か月かけてお家の基礎が完成しました。