おさない時
母が夜なべして
ミシンをカタカタ言わせて
私の服を作ってくれるのを
寝たふりして
障子のすきまから
こっそりのぞいていたのを
覚えています
その時の母は
楽しそうで
微笑んでいて
優しそうで
そんなあたたかい暮らしの一場面を
担うお手伝いができればと
暮らし一家で
「つくろう集会所」を月に一度開催しています。
作ろう
繕う
創ろう
それは
すべて「暮らし」の一場面
「ツクル」ってことは
誰かを心から思い、
手を動かすことなんだなぁと
この集会所に参加するようになって思います
毎回作家HARINOKIさんにお越しいただき
それぞれ思い思いに作品をちょっとずつ作っていく
時間
暮らし一家のスタッフの私も
僭越ながら参加させて頂いています
実は私。
お裁縫が大の苦手で。
というのも冒頭で申しました通り、
母がお裁縫好きで、私のワンピースや洋服も
ちゃちゃっと作ってしまうタイプだったので
大きくなってからも
ボタン付けだったり
アイロンかけだったり
全部まかっせっきりでしてこなかったのです
お恥ずかしい話です
そして大人になって子どもができてからも
「私お裁縫苦手なんです。」
の一言で済ませていました
言ってしまうのは簡単で、そう言ってしまえば
お裁縫が得意なお友達が何かしら作ってプレゼントしてくれたり
困ったときにはハンドメイド作家さんに頼ったりで
子どもたちの園グッズはほぼ作っていないでやってこれてしまいました
こんな私も、一人目のときは
すこし気張ってランチョンマット、手提げバックだけは作りました。
その後も何度か意気込んでみたものの
布を買っておしまい…
幼稚園の手芸サークルも幽霊部員…
という具合だったんです
そして私が到達した結論は
「私、お裁縫手放しました」
でした
そしてそこからの生還劇！！
こうやって、
だいすきな作家HARINOKIさんが
わざわざ月に一回やってきてくれるんだったら
何かやってみようかなーーと気持ちを
新たにした瞬間
何か自分の中で吹っ切れました
なんだか
この場所が
ありがたいなって気持ちになって
二回目の今回
ん？
なんだか楽しいかも。
私好きかも。お裁縫。
っていう気にまでなってきました
↑ちょっとこんなかわいい子に見つめられたら
手が止まりますけどね
みんな真剣にしたり
こどもの成長の話をしたり
たわいもないおしゃべりにも花が咲きます
この場所があるからできる
おしゃべり
そしてスタッフSちゃん
終盤
ぼそっとつぶやきました
「私…できた！！」
なんと！
つくろう集会所第一号の作品完成です。
黙々と作業していた彼女。
さすがです！
前からみるとこんな感じ
見えないところも几帳面に縫ってます
後ろからみるとこんな感じ
リバーシブルもできるよって
見せてくれました
じゃん！！
そこで…
私
写真を撮っていて
気付いてしまったのです…
「ポッケ逆さじゃない？？」
「え？」
そこにいたみんな唖然！
「やってしまったー」とのたうちまわる彼女でした
↓そんな彼女の一応うしろからも
そんなハプニングも日常茶飯事にある
完璧ではない私たちの
つくろう集会所
あそびにいらしてくださいね。
あなたのつくりたいもの
繕いたいもの
なんでもOKです。
子どもの幼稚園グッズやぜっけんつけなどもOK
次回は8/27(月)10：00～です。
お申込みは
HARINOKIさんインスタにメッセージをお送りください。
もちろん暮らし一家でも承ります。
お問い合わせ先：kurashiikka@gmail.com(暮らし一家)
LINE@はじめました。
