こんにちは、ムラカミです。
夏本番前に真っ黒に日焼けをしております。
『現場レポート』 新築現場2件
T様邸
お引渡しをさせて頂きました。
T様今後ともよろしくお願いいたします。
QUIET(モデルハウス)を見学していただき
その雰囲気や空気感、お家に対しての考え方に共感していただき
建てさせていただきました。
素材の良さが引き立つように色数を抑え
流行に左右されない無地のシロシャツのような清潔できれいなお家になりました。
枠の無い室内建具や鉄骨階段などディテールの検討もたくさんしています
完成すると注目されにくい部分ですが
【何かすっきりしている、きれいに見える】と感じるのはこのディテールと呼ばれる細かなところを考えるか
考えないかで変わってきます。
枠の無い室内建具
高さを合わせたりなるべく線を少なく、細くしています。
その分強度が落ちてはいけないのでそのあたりも検討します。
鉄骨階段
こちらの鉄骨階段の図面は黒線だけだと何がどの線なのか区別がつかないので色を変えています。
I様邸
雨二モマケズ、上棟致しました。
現在は大工さんが造作工事をしています。
上棟してから数週間の屋内は
あまり変化の感じれない風景かもしれませんが重要な作業をしています。
①金物工事
木造在来工法の建物は木材と木材の組み合わせでできています。
その接合部に対して耐震性能を高める為に金物を使い、建物を固めていきます。
必要な箇所に必要な金物を決まったビスで固定します。
②下地工事
地味な作業ですが、天井や壁の下地(石膏ボード)を止める為や、完成し天井や壁に何かを止める為
(照明器具や可動の棚レールなど)
ビスが止まるよう壁の内側にあらかじめ下地を入れておく作業です
下地がないとビスが止まらないので固定できないという事になります。
上棟から1ヶ月ほどの大工さんの作業は、変化を感じづらい作業をしていますが
完成に向けて非常に重要な作業をしています。
また、隙間の無いお家にするために隙間を塞ぐ作業もこの時に行います。
お家の見た目(デザイン)も居心地の良さ(性能)も
※分かりづらい、見えない、そんなところをしっかりと検討して工事する事が大切です。