小さな家という選択

こんにちは

向陽建設のむらかみです。

いきなりですが小さな家、大きな家どちらに住みたいですか?

 

大きな家=贅沢な空間や豪華といったイメージがあり、誰もが「大きな家」と答えてしまいそうですが

実は人が動ける最低限の大きさに少しゆとりが加われば小さな家でも十分快適に居心地の良いお家になります。

そして実際に暮らしてみるとたくさんのメリットがあります。

 

日々の生活へのメリット

コンパクトなお家は少しの移動で色んなところに手が届き、移動距離も短いため家事効率が良くなります。

玄関からキッチンや収納までの距離が近いと買ってきたものをしまうのが楽になったり

洗濯機、物干し場、収納の距離が近いと洗濯を始めて服をしまうまでの時間短縮にもなりますしあっちに行ったりこっちに行ったり…ということも少なく済みます。

大きなお家でも間取り次第でこれらの部屋を近づけることはできますが家の中を移動するという点で

どうしても小さなお家よりは長くなってしまします。

日々のお掃除も大きなお家より少なく済みます。

当たり前ですが床が広くなるので掃除機をかける範囲が変わったり、窓の数も違うので窓ふきなど

家が大きくなればなるほど日々の管理は大変になります。

各部屋に繋がりを持たせることでどこに居ても家族の気配を感じられます。

 

 

お家を建てる際の費用が抑えられます。
小さな家だと土地の大きさや形の選択肢が増え土地の費用が抑えられます。

また家の価格は面積に大きく左右されます。1坪(畳2枚分)でも何十万円というお金になります。

家を小さくつくると建築費を抑えられますし、その分のお金を家の質に対してかける事もできます。

例えばお家の性能であったり、使う素材を上質なもの、気に入った物にする。床や壁の素材、家具などにこだわったりも出来ます。お家の見えない部分(性能)と見える部分(素材)は価格の高いもの程質は上がります。

 

住み始めてからの費用も抑えられます。

毎年かかる固定資産税

家の構造や設備によっても変わるので一概には言えませんが一般的に建築費用が高くなる大きなお家のほうが高くなります。

光熱費も大きな家を温めたり冷やしたりする冷暖房費用より小さな家のほうが効率良く、小さなエネルギーで家中が温度差の少ない体にやさしい家になります。

建物にかかる修繕費用も外壁面積や床面積の小さな家のほうが少なく済みます。

 

ただ単純に家を小さくするだけでは窮屈に感じたり、圧迫感を感じたり物をしまう場所がなく散らかったお家になってしまいますが、

小さな家は様々な工夫次第で良い意味の小ささは感じつつ悪い意味の小ささを感じない

豊かに、贅沢な暮らしのできるお家ではないのかなと思います。

 

 

小さな家という選択肢のお話でした。