こんにちは、向陽建設のむらかみです。
前回、自分達にとってちょうどいい大きさのお家を考えると言うブログで
畳数を目安に大きさを考えると言うことをお伝えしました。
そして今回はお家の大きさは畳数だけではない
と言うことお伝えできたらと思います。
畳数だけで考えてしまうと「何畳は狭いから」など部屋を畳数の広さで判断してしまいます。
SNSでも「何畳は狭い」や「何畳以上必要」などありますが
数字だけが独り歩きし
畳数(床面積)の広さ=快適さ、過ごしやすさになってしまっています。
そして畳数が増える=お家が大きくなるので
大きくなればなるほどお金が必要になります。
お家の大きさは畳数だけで考えられない理由があります。
何畳というのは床の面積です。
お家は面ではなく立体(空間)です。
床・壁・天井があります。
平面
断面
上の図は平面で見ると16帖のLDKなのですが
断面にすると左上が一般的な天井の高さで
他は天井が高くなっていたり、吹抜になっていたり
天井が高い方が広さを感じ、吹抜になると2階との繋がりが生まれてさらに広さを感じます。
同じ畳数でも高さが変わることで広がりや開放感を感じ、全く違った空間になります。
また同じ大きさのお部屋でも
形が変わると広さの感じ方が変わります。
一般的には長方形の形は奥行を感じ、広く感じると言われています。
周辺環境や外と繋がりを持たせる工夫
窓や扉の大きさ、位置
家具のレイアウトなどによっても広さの感じ方は変わります。
リビング付近に収納があるとリビングが片付きすっきりして広く感じます。。
このように畳数(床面積)だけではなく
部屋の天井高さや、部屋の形、窓や扉、壁の位置、外との繋がり、置く家具などによっても広さの感じ方は変わります。